Resources / Privacy Policy Template
プライバシーポリシー記載例
介護事業者様が自社のプライバシーポリシーに「外部 AI 事業者の利用」「外的環境の把握」条項を追記される際の参考例。コピーしてご利用ください。
なぜプライバシーポリシーへの追記が必要か
介護事業者様は、利用者様・ご家族から個人情報をお預かりしており、自社のプライバシーポリシーを公表しています。 AI 円香Ⅱ をはじめとする外部 AI サービスを導入する場合、利用者の情報が外部 AI 事業者の処理を経由することになります。
個人情報の保護に関する法律 (以下「個人情報保護法」) 第 23 条 (安全管理措置) は、外的環境の把握 — つまり「データがどこで処理されるか」を、データ主体 (利用者・ご家族) が認識できる状態にすることを求めています。
そのため、自社のプライバシーポリシーに「外部 AI 事業者の利用」「データ処理国」に関する条項を追記いただくことを推奨します。本ページの記載例は、その追記の参考としてご活用ください。
本記載例の位置づけ: 本ページの記載例は、合同会社フライヴェルトが内製した参考資料です。 顧問弁護士の法的レビューを経たものではありません。文面の適法性・十分性は当社では保証いたしません。 最終的な公表にあたっては、貴事業所の顧問弁護士・行政書士等にご相談のうえ、貴事業所の体制・既存規程・利用規模に応じて編集してご利用ください。
記載例 1: 外部サービスの利用と外的環境の把握 条項
自社のプライバシーポリシーに新規条項として追加する場合の参考例です。条番号 (第◯条) は貴事業所のプラポリ構成に合わせて調整してください。
第◯条 (外部サービスの利用と外的環境の把握) 当事業所は、業務効率化のため、合同会社フライヴェルトが提供する AI 業務支援サービス「AI 円香Ⅱ」(以下「本サービス」といいます。) を利用しています。 (1) 委託先 合同会社フライヴェルト (Fraiwelt LLC) 所在地: 〒761-8045 香川県高松市西山崎町 231 番地 5 (2) 委託先のさらに先 (再委託先) 本サービスは、以下の事業者を再委託先 (サブプロセッサ) として利用しています。 ・Google LLC (米国 / 日本法人: グーグル合同会社) — テキスト・画像生成、音声処理、クラウドインフラ ・Anthropic PBC (米国 / 日本法人: Anthropic Japan 株式会社) — テキスト生成 ・OpenAI LLC (米国 / 日本法人: OpenAI Japan 合同会社) — テキスト生成 ・Supabase Inc. (米国) — データベース・ストレージ (東京リージョン) (3) データ処理国 (外的環境の把握) 業務データの保管および会議録音声の処理は日本国内 (東京リージョン) で行われます。テキスト系および短尺音声処理の一部は米国またはグローバルリージョンで行われる場合があります。 (4) AI モデルの学習への利用 当事業所が本サービスに入力したデータは、上記事業者との商用 API 契約条件に基づき、AI モデルの学習・改善には利用されません。 (5) 詳細情報 本サービスのデータ取扱いに関する詳細は、合同会社フライヴェルトの「セキュリティとコンプライアンス」ページ (https://madoka-ai.com/security/) をご参照ください。
記載例 2: 要配慮個人情報の利用・外部サービスへの提供に関する同意 条項
要配慮個人情報を含む業務データを外部 AI 事業者に提供する場合、本人 (またはご家族) の同意取得を併せて実施いただくケースを想定した条項例です。
第◯条 (要配慮個人情報の利用・外部サービスへの提供に関する同意) 当事業所は、利用者様の介護記録、計画書、医療情報、写真等の要配慮個人情報を、業務上必要な範囲で取り扱います。これらの情報の一部は、業務効率化のため、外部 AI サービス (AI 円香Ⅱ) の処理に提供される場合があります。 外部 AI サービス利用に伴う処理は、本ポリシー第◯条 (外部サービスの利用と外的環境の把握) に従って実施されます。 利用者様 (またはご家族・成年後見人) からの当該利用に関する同意の撤回・利用停止のご要望は、いつでも当事業所の窓口にてお受けします。
Word 形式でのダウンロード
上記 2 つの記載例を Word 形式 (.docx) でまとめたファイルをダウンロードできます。顧問弁護士・行政書士等への相談時にもお使いください。
AI円香Ⅱ_プライバシーポリシー記載例.docx補足解説: 各項目の意味
- 「再委託先 (サブプロセッサ)」とは
- 事業所 (個人情報取扱事業者) → AI 円香Ⅱ (委託先) → AI 事業者等 (再委託先)、という個人情報の流れにおける、AI 円香Ⅱ よりさらに先の事業者です。透明性確保のため、再委託先まで開示することを推奨します。
- 「データ処理国 (外的環境の把握)」とは
- 個人情報保護法第 23 条に基づき、データがどこで処理されるかをデータ主体 (利用者・ご家族) が認識できる状態にすることが求められています。AI 円香Ⅱ では、会議録音声処理は日本 (東京)、その他は主に米国・グローバルでの処理となります。
- 「AI モデルの学習への利用」とは
- 入力したデータが、AI 事業者の AI モデルの学習データセットとして利用されるかどうかです。AI 円香Ⅱ で利用する各 AI 事業者は、すべて商用 API 契約条件に基づき「学習に使用しない」ことが明示されています。
関連情報
- サブプロセッサ詳細 — 各サブプロセッサの所在地、処理リージョン、保持期間など
- 本人同意取得ひな形 — 利用者・ご家族からの同意取得文面のひな形
- セキュリティとコンプライアンス — AI 円香Ⅱ のセキュリティ設計の全体像
記載例の内容について、ご不明な点やお困りごとがありましたら
ご相談ください (お問い合わせベースで個別にサポートいたします)。
最終更新日: 2026 年 4 月 30 日
合同会社フライヴェルト